ファシリテーション文具案内

文具好きのファシリテーターがツールについてあれこれと。

ISOT2017 「はにかむ」が(個人的)ファシリテーション文具大賞だ!

「ISOT」という名で文具ファンの方ならご存じかと思いますが、「第29回国際文具・紙製品展」が去る7/5〜7日に東京ビッグサイトで開催されました。

www.isot.jp

この催しは本来メーカーとバイヤーなどを結ぶ商談会なので文具業界に一ミリも関係ない私は入場できないのですが、今年は「文具PRサポーター」と称してブロガーを招待してくださる企画があり、この枠で参加してきました。

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あら私インフルエンサーらしい(100均模造紙、文具エプロンバッグやNeulandの買い方にかけてはある意味インフルエンサーかもしれん……)

3日間で関連展示会合わせて50000人近くが参加したという巨大な展示会ですが、当ブログは徹底的に「ファシリテーション文具」目線で面白いなにかを探してまいりました。

で、早速ですが、個人的な「日本ファシリテーション文具大賞2017」を発表いたします。

エポックケミカル株式会社「マーカーのお家 はにかむ」!(ジャーン)

www.epoch-chemical.jp

 

https://www.instagram.com/p/BWOxYeSjpcd/

思ってもみなかったところでテーブル用マーカーに良さげな子発見! #isot #エポックケミカル #ハニカム #水性マーカー #ワークショップのテーブルに #tweet

水性マーカーです。キャップが連結しているためかさばらない、散らからない。立てておくことができる。

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これはワークショップで各テーブルに備えておくマーカーとしてとても便利ではないでしょうか……。こども向けとして売るだけではもったいない……!

テーブルにはプロッキーやマッキーの箱をそのまま配ることが多いのですが、これ、とても邪魔なんですよね。

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FAJ沖縄サロンではこんな工夫をしています。とはいえ、占有スペースの節約は「立てて置く」には叶わない。この「はにかむ」は丸めて立てることもできるし、広げてコンパクトに収納することもできるし、キャップはなくさないし、かなりよい。しかも、グレーもセットされているところがいいですよね!

これで平芯があったら最高です。ぜひラインナップして欲しいなあ……と思うファシリテーション目線です。

エポックケミカルさんは「ラップにかけるペン」でよく知られていますが、実はそもそも筆記具や化粧品容器、プラスチック製品などを生産する会社だそうです。OEMも数々手がけられているとのことなので、某社とか某社とかと組んでさらにファシリテーション目線な「はにかむ」も現実味があるような気がする……!
とはいえ、「はにかむ」そのもののデザインがとってもかわいい(つやのある軸!)ので独自ブランドで平芯採用する路線で行ってくださったらうれしいです。

エポックケミカル はにかむポップカラー6色セット 550-0900

エポックケミカル はにかむポップカラー6色セット 550-0900

 

Amazon在庫切れ。ヨドバシではがっちり売ってるー! (なぜかブックマークで貼りつかない…)  

http://www.yodobashi.com/product/100000001003456921/?gad1=&gad2=g&gad3=&gad4=56278881131&gad5=16822597508273557657&gad6=1o1&gclid=CjwKCAjwqcHLBRAqEiwA-j4AyEfp-ACo8zEcNbqkfSYAPQi-kzneGaVi9vfjeO6Z8M3GtG9eWNmCwxoCSzEQAvD_BwE&xfr=plawww.yodobashi.com

 

ISOTレポートはあと何回かアップします!

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ドイツを感じる bikablo® トレーニングの話を聞くイベントをやってみた(またやるよ)

「bikablo®(ビカブロ)」ってご存じでしょうか。

Neulandのショッピングサイトや、グラフィックファシリテーションのワークショップでこんな本を見かけたことはありませんか。

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これはアイコンやフォーマットを集めた「ビジュアル辞書」で、bikabloというのはそもそもドイツ生まれのグラフィックファシリテーションメソッドそのものを指すのです。単なる図案集というわけではないのね。このメソッドのトレーニングは世界各国で開催されています。

このたびグラフィッカー仲間の小針さんがドイツのケルンまで4日間のコース(基礎+アドバンス)を受けにいったというので「ええなー、話聞かせてー」と無責任に言っていたら報告会しようということに。もう一人巻き込まれたナカムラさん*1と一緒に企画して、7/7(金)、七夕の夜に東京は大崎でイベント開催して参りました。

bikablo20170707.peatix.com

当日は18名もの方が来てくださる大盛況。そうそうたるグラフィック実践者が集まって、なんかすごいことになってましたよ……!

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先に結論から言うと、たいへん楽しく有意義で暖かい場になったので、関西(神戸)*2でも開催することにしました! だから内容についてはあまり細かく触れませんが、「グラフィックファシリテーションのメソッドを知る時間だったはずなのに、それだけではなく"appreciativeな場"づくり、みたいなことまで気づきがあったよ」となったのが特筆すべきことでしょうか。アプリシエイティブとはひとことで日本語に訳すのがとても難しい言葉ですが、「感謝する」とか「よいところを発見する」とか受容的というか楽な気持ちになるというか、うれしくて快適な感じ……と思う、そんな場になりました。イベントのファシリテーターは私が担当しましたが、たぶん私の場作りではなくbikabloメソッドの持つ哲学と、小針さんの勇気、そして参加してくださった方々の好奇心がそんなふうにさせたんじゃないでしょうか。システムとデザインで世の中だいたいどうにかなると信じている私としては、bikabloスゴイ! と興味津々度がさらに増しました。

f:id:nummy:20170712220901j:plain(おやつはappreciativeだ←なんだそれ)

もちろん「bikabloアイコンを描いて、そこから考える(しかもNeulandのマーカー使える)」機会も作りましたよ。

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これはみんな収集つかないほど盛り上がりました笑

最近、多くのグラフィック実践者の目が海外に向いているような気がしているのですよね。文化の違いを感じたり、文化を越えてわかり合ったり、そんなことにグラフィックファシリテーションはきっと役立つものなので、海外に目が行くのも必然なのかもしれません。そんなことを思いつつ、私はいつbikabloトレーニングにいけるんでしょうねえ*3

Welcome to the world of bikablo®! - bikablo® akademie

*1:写真はナカムラさんに撮っていただきました

*2:神戸開催はPeatixで告知します!「ファシリテーション文具案内」をフォローしてくださいね。

*3:9/18・19にシンガポールであるんですけどね。その前後の週が予定詰まりすぎで行ったら死ねます。シンガポールなら近いのに……(すでに距離感覚がおかしい)

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Charters Marker:もっとも入手困難なファシグラマーカーか?

いわゆるビジュアルファシリテーションやグラフィックファシリテーションの「元祖」といわれるデビッド・シベット氏のコンサルティング会社がGrove Consultants International(以下Grove)。

www.grove.com

ファシリテーターコンサルタントの派遣やトレーニング提供だけでなくビジュアルミーティングのテンプレートなどを販売しているのですが、オリジナルのファシグラマーカーも商品ラインナップに揃っていたりします。

Charters® Markersgrovetools-inc.com


その名も「Charters® Markers」。おそらく、日本在住者にとってこのマーカーがいちばん入手しにくいのではないでしょうか……。送料がね、えげつないのです。

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20ドルの商品の送料が175.88ドルからって、なんだよ、アハハハハハハ
(おそらく、ロールペーパーなどの大きなものと一緒に買うのが基本なのだと思います)

そんなCharters Markerですが、実際使われてているところを見るとなかなかあこがれます。
例えばこの動画をご覧ください。


Charters Markers

※平芯(この場合は斧型?)の短い方の角っこ(動画ではheelと言っている)を使うなんて、その発想はなかった。プロッキーやNeulandでもこの使い方はできるのですが、ニブがGroveより少し短いのでこれほどうまく行かないのです。

私個人は2年前のFAJ関西支部イベントでレイチェル・スミス氏のワークショップに参加して、それ以来気にかかっていたマーカー。
思えば叶う? ものです。Groveのトレーニングに参加した方からお土産でいただきました。(ずっと置いてあったものなのでインクがかすれてるのもあるけど……との注釈つき。確かに黒はかすれてた)
全8色。

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底面に三角のスタンド? がついていて、自立します。これは他のどのファシグラマーカーにもない特徴(でも、立ててたらインクがかすれてしまうではないですか……)。転がりにくくするためのものなのかな。

描画線はシャープです。heelで描くって、こういう発想なのかも。Sharpieよりずっと濃い色で描けていいですね。もちろん裏写りしません。さすが元祖発のファシグラマーカー。紙用マッキー好きの方はたぶん好きだと思います。

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ペン先は他のマーカーとの比較でご覧くださいね。

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今回のお試しで、ペン先によって描く絵や字のテイストが変わることが実感できました。このマーカーだと英語描きたくなるし、アイコンもGrove風というか、bikablo風というか、そんなの描きたくなりますよ。 

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