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ファシリテーション文具案内

文具好きのファシリテーターがツールについてあれこれと。

万年筆はステキなコミュニケーション文具だけどファシリテーション文具ではないなあという話

ファシリテーション マーカー 文具 紙モノ

始めにお断りしておきますが、万年筆大好きです。まあまあはまっている自覚もあります。それでもなお、ワークショップ形式に万年筆は向いていないよ、というお話です。

ワークショップや勉強会に参加すると、万年筆でノートをとっている方に出会うことが多いです。万年筆、つるつる書けて快適なんですよねえ。でも、メンバーに見せ合う用途でA4の紙やふせんに何かを書き込むときも、プロッキーなどの太いマーカーが用意されているにもかかわらずMy万年筆やMyボールペンを使っちゃう方がけっこういらっしゃいます。

これはね、やめた方がいいです。プロッキー(とか)使いましょう。万年筆を使わない方がいいのはなぜか、を写真でご紹介します。

今回のテストでは、そんな場でよく見かけるカジュアル万年筆御三家と純正インクをご用意しました。この子たちが手元にある時点で万年筆の沼っぷりはお察しください。

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写真上から

ふせんは以下のようなラインナップでご用意しました。

では、イーゼルパッドに貼ったところをご覧ください。

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万年筆の字、読めない……。
もちろん、万年筆の方が小さな字を書いているという点は指摘できますが、そもそも細いペン先は小さな字を生みやすいものです。感覚的にも、ワークショップでよくある細いペンのふせんの字数はこんな感じのボリューム感で書かれています。まあ、大勢で少し離れた距離から見ることを考えると、単純に「見えない」ですよね。
それに、字数が増えるとキーワードが複数入るからあとで分類できなくなりますよ。これ困る。

スリーエムの公式アプリ「Post-it Plus」で撮影してもこんな感じ(画面はiPhone6S)。

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拡大表示すれば読めることは読めるけれども、ふせんの移動(ドラッグ&ドロップ)がしにくいですね……。俯瞰できることはとても大事。

それから、万年筆インクの宿命「にじむ」。

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ポスト・イットペリカンがかなりにじんだのは衝撃的でした。ポスト・イットは最強だと思っていたのに。また、アスクル強粘着はどうも「のり」がついている部分がインクをはじくみたい。LAMYで「アスクル強粘着」って書いてあるところ、かなりはじいてます。

ワークショップではいったん書いたふせんを新しい枠組みでとらえ直すため、移動させることがありますよね。万年筆ではインクが手についたり、書いたものがにじんだりしそうだ。なんだか気軽に貼り替え直す感じではなくなってきます。
ぜひ、ぜひ、プロッキー(など)に慣れていただければ!

 

 

 

*1:ペリカーノJr.」はだいぶ前に処分してしまったので、同じようなペン先のこちらを。「ペリカーノ」と同等品です。通称「初号機」、残念ながら日本では現在販売終了しています。インクもエーデルシュタインしか持っておらず、ご勘弁を。

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