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ファシリテーション文具案内

文具好きのファシリテーターがツールについてあれこれと。

ファシリテーショングラフィック講座でお話ししました:「中の人」が「書く」ことがなにより大切

2/27は徳島市でしこくソーシャルデザインラボさん主催の「ファシリテーショングラフィック講座」に講師として呼んでいただきました。徳島界隈でファシリテーションファシリテーショングラフィックに興味のあるかた20名ほどにお越しいただき、アットホームな感じで書くことを楽しんできました。

ファシリテーション・グラフィック講座 | Facebook

ハルくん・たまちゃんとのコラボ企画ですので、主催者の方も参加される方も「イラストたっぷりの楽しいファシグラ」みたいなものを思い浮かべていたかとは思うのですが……「ファシグラ」っていうと私の場合は文字たくさんの、会議録みたいなものの方がしっくりきます。それに、多くの人にとって実際の現場で役立つのは「議論を見返せる状態にして、かみ合わせる」ことだと思うのです。そこで今回は「ホワイトボードにほとんど字」のファシグラを中心にお話ししてきました。

なんかリアルではうまく話できなかったけども(ハルくんが書き落としている、ということはうまく話せてないのだ)、お伝えしたかったことはこんな感じ。

  • あなたの組織で、壁に模造紙貼れますか? そんなお膳立てができている(ファシグラが受け入れられている)環境は少ないと思います。「書くことすら躊躇する」というお話しはよく聞きます。でも、ホワイトボードなら会議室にあるよね?
  • 模造紙にカラフルにイラストや図を交えて描くことだけをファシグラと思わないでほしい。そして、そういうものを見て「私にはできない」と思わないでほしい。
  • 外から呼んできて描いてもらうような場は、一時的なカンフル剤になるけれど、長期的な取り組みにはなりにくい。本当に結果を出したい、何かを変えたいと思うなら「中の人」がやりきらなくてはいけない。
  • というわけで「字」だけでいいから「ホワイトボード」に書くことから始めましょう。「書くな!」っていう人はめったにいません……と言いつつ、私は言われたことがあります……。でも、そんなことを言う人は実は「可視化することの威力を誰よりも(本能的に)知っている人」。だから自分に不利になるようなことを止めるんです。アホの子のふりして、まずは「数字」「要するに〜みたいなまとめワードの後」などをメモ程度に書きとめることから始めましょう。
  • ホワイトボードマーカー一本で、いろんなことが進みます! ぜひ挑戦してください。

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↑ハルくんがレコーディングしてくださいました!

そして、皆さんの心理的ハードルを下げるべく、話し合いの内容をホワイトボードにファシグラ。
(話し合いというより、発散フェーズの記録ですね)

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字と、矢印だけでシンプルでしょう? こんなもんでいいんだと思います。わかればいいんです。みなさまにおかれましては、自信を持って書いていただきたく!
※このボードの書き方のプロセス振り返りもしたほうがいいかな?

ところで、私の仕事はコラボレーションツールのサポート&トレーニングなので、単にシステムの操作案内だけではなく簡単なコンサルティングみたいなこともやっています。
今日もちょっとした打ち合わせがあり、その際、構成図だけではなくて、「確認すること」「決まったこと」なども一緒にホワイトボードに書きだしていきました。
そしたら、最後に「このホワイトボードをそのまま議事録に付けられたらいいですねえ」「消しちゃうのもったいない」って言ってもらいましたよ! 思わず心の中でガッツポーズです。
今日のボード、全然きれいに書いてないんです。読める程度の殴り書きなんです。でもこんなふうに言ってもらえますよ。中の人がまず書き出してみること、ほんとうに大事だと思います。チェンジはそんな小さなところから起きるはず。

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