ファシリテーション文具案内

文具好きのファシリテーターがツールについてあれこれと。

グラフィックレコーディングの下書きにパステル色鉛筆「スタビロ カーブオテロ」

ファシリテーションを学びだして、FAJの定例会にて模造紙に「ファシグラ」する時、おもむろにシャーペンを取り出しフレームの下書きしようとしたのはよい思い出です。ファシグラは下書きなんかせずに、思い切ってプロッキーでのびのび描けばよいのです。

とはいえ、イベントなどでのグラフィックレコーディングではある程度絵として整った画面を必要とすることもあるので、下書きを絶対にしない! ということもありません。そんなとき、これまでは鉛筆でざっくりあたりを取っていました。でも鉛筆は、消しゴムの消しかすの始末がけっこうたいへんなんですよね。

そんなときにお勧めしたいのがスタビロのパステル色鉛筆「カーブオテロ」です!

webshop.sekaido.co.jp

f:id:nummy:20180710220619j:plain

f:id:nummy:20180710220656j:plain

全部で60色の豊富なカラーバリエーションですが、グラレコの下書きには薄いグレーの「720」あたりを使うのがよさそうです。724も買ってみましたが、少し色が濃すぎたようです。下記の写真は724での下書き。

f:id:nummy:20180710220739j:plain

このカーブオテロはうっすらと下書きができ、手で軽くなでるようにこするだけで線が消えて見えなくなります。もちろん手は汚れますが、そんなときレコーダーの手はすでにマーカーのインクでカラフルなので気にしない。そして、カーブオテロの線は消し残っていたとしても、遠くからではほとんど見えませんので気にしない。
気になる方は、やっぱり練り消し持参でしょうか(私はプラスチック消しゴム持ってます)。

パステルだけに芯の減りが早いのでは? という心配もありましたが、導入以来セッション中に削ったことはないので大丈夫かなと思っています(ざっくりアタリがとれたらOK派だから?)。もちろん、不測の事態に備えて鉛筆削りも持ち歩くようになりましたが……。

実はこの技、3月に受講したbikabloトレーニングで教えてもらったもの。bikabloで採用しているということは、海外ではメジャーな手法なんでしょうか。*1

ファーバーカステルなど他のパステル色鉛筆でも同じかな? とは思いますが。おそらく色の具合とか紙への定着などさまざま要素がありそうな気がしますので、ひとまずここはスタビロのカーブオテロはべんり! ということ、お伝えしておきます。 

STABILO カーブオテロCグレー1 1400-720

STABILO カーブオテロCグレー1 1400-720

 

 

*1:bikabloワークショップ、日本でもやってます!

昔のプロッキーのほうがファシリテーション的にはいいんじゃないか説

ファシリテーショングラフィックのセミナーなんかに行くと必ずといっていいほど強調されるのが「プロッキーは太い方で書く」ということです。当ブログでもしつこく「太い方! 平芯!」と繰り返しています。なんで太い方で書け、なのかというと、遠くからでも見えやすいからです。逆に、細い方で書いた字はグループ内で見えないんですよ……ということに過ぎないのですが。

太い方太い方と思い詰め、ついにはこんなことをつぶやく始末。

(でもふぁぼられてるでしょう)

あまりに思い詰めていたせいか、こんなプロッキーを某所にて発見しました。

f:id:nummy:20180523194724j:plain

品番PM-126。どうやら以前のタイプのようです。
特徴はなんと「平芯オンリー」ってこと! 細い方を糊付けする必要がありません!

f:id:nummy:20180523194807j:plain

某所にあるのは使いかけなのでペン先がつぶれちゃっているのですが。

f:id:nummy:20180523194837j:plain

現行品のプロッキーのほうが少し字幅が太いですね。角度もいろいろ工夫されていて、進化のあとが見えます。

とはいえ、平芯だけのPM-126はファシリテーション的にはとても魅力。軸もやや太めで持ちやすいです(NeulandのNo.Oneは細くて、長時間使うと少し疲れる)。

実はヨーロッパやオセアニアなどではこのPM-126は現役で売られているみたい。
ドイツ
https://www.uni-ball.de/produkt/prockey-pm-126/
UK
https://uniball.co.uk/prockey-pm-126/

フランス
https://uniball.fr/prockey-pm-126/

ニュージーランド
https://www.croxley.co.nz/product/249778/uni-marker-prockey-pm126-red-chisel-tip-bold?cat=markers

オーストラリア
https://www.officenational.com.au/shop/en/obb2cstore/prockey-pm-1268c-markers-bullet-assorted-colours-pack-8-7022368i--1

(平芯と丸芯が別の製品として売られているのですね)

色の区別がつきにくいかな? という気もしますが、日本でも売って欲しいです。ワークショップ参加者用にはこれを配りたい。細字禁止。
これでインクの詰め替えができたら最高じゃないですか。

海外のホワイトボードマーカーがカラフルな理由、わかったかも? EXPO Dry Erase Marker

ホワイトボードマーカー、英語では「dry erase marker」といいます。から拭きで消えるマーカーくらいの感じでしょうか。本エントリでご紹介するのはアメリカの「EXPO」という、SharpieとおなじくSanfordのブランドのホワイトボードマーカーです。

f:id:nummy:20180511215456j:plain

f:id:nummy:20180511215527j:plain

なんと12色入り。お店では12色までしか見かけませんでしたが、メーカーサイトによるとなんと全17色だそうです!

www.expomarkers.com

 

facigraworks.hatenablog.com

しょせんホワイトボード、そんなに色数必要でしょうか。と以前の記事にも書いて、そう思っていたんだけど、どうやらアメリカではホワイトボードマーカーって学童用の位置づけもあるらしいです。サイトを見たらそんな気がしてきました。

www.expomarkers.com

先生のためのTIPS紹介とか、まさに教育用ってかんじの作りです。それならばカラフルなのも納得ですね。たしかに、お店でも学用品のあたりに置いてありました。隣にクレオラのホワイトボードマーカーも売ってたな(ホワイトボード用のクレヨンだけではなく、ふつうのマーカーです)。

さて、書いてみたらどんな感じか。例によって雰囲気だけどうぞ。

f:id:nummy:20180511215745j:plain


Neulandが青・緑が多いのに対し、EXPOは寒色系・暖色系バランスよくそろえている感じですね。「パンプキン」っていう色があるのは、アメリカだなあって思いました。きっとハロウィンには教室のホワイトボードにカボチャの絵を描くんでしょう笑

ところで、この商品の正式名称は「EXPO dry erase low odor」。におい控えめタイプ……? うちにあるホワイトボードマーカーの中でいちばん溶剤のにおい強いですけど……アメリカのマーカーってもしかしてもっとにおうのか……

ご参考:Neulandのホワイトボードマーカー

facigraworks.hatenablog.com

 おまけ:Neulandホワイトボードマーカー使用例(グレーが必要)

f:id:nummy:20180511222714j:plain